はじめに
皆さんこんにちは。49期ツーリング班3年の政久陽紀です。ここ数日は暑さも和らぎ秋の訪れを感じられる気候になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、先週9月21日の土曜日に非公式ではありますが三浦半島一周ライドを実施したので、その様子を報告します!最後まで読んでもらえると嬉しいです!
出発前に一枚!
参加者
51期...松井、大和田、中村(二列目ジャージ三人)
50期...光永(二列目左)
49期...政久、佐藤、田中、森木(サポートカー運転担当)(一列目左から)
~突発、とはこれ如何に~
まず記事のタイトルにもある「突発」という字の理由を説明しますね...
本来は9/21-23の三連休を使って、去年も実施した山梨県山中湖での富士ヒルクライム合宿を実施する予定だったんです!...が、台風14号が急に進路を変更して日本へやってくる関係で、22-23日の天気が雨予報になってしまいました。
皆で登る予定だったスバルラインは23kmの道のり。雨の中登れたとしても、この距離のダウンヒルは1年生たちには危険です。加えて、雨天時にどう過ごすかという代替案も用意していなかったので、実施できる状況にないと判断し直前に中止を決断したのでした...。
富士ヒル合宿だけならまだしも、8月末~9月頭に計画されていた長野県での安曇野合宿も、日本列島を縦断する形でやってきた台風10号に阻まれて中止になっていました。この夏ツーリング班が計画していた合宿はこの二つだったので、両方とも天候不良で中止になってしまったことを考えると、1年生たちを合宿に連れていけなかったことがとても残念でやるせない気持ちになっていたんです...。
そこで私が、「21日ならまだ晴れ予報だから合宿の代わりにどこか行きませんか!?」と声をかけ、集まったメンバーが彼らでした。いくつか候補があった中で、一番票が多かった三浦半島に行先を決めました。行先とメンバーが決まったのが前日20日のこと。ルート引きと交通手段確保を急ピッチで済ませ、突発ライドが始まったのでした。
いざ、ミウライチ!
朝6時に野球場駐車場に集合し、レンタカー2台体制で逗子へ向かいました。途中、湾岸線沿いの大井パーキングエリアでサポートカーの運転をしてくれる49期森木と合流。
10時ごろ逗子に到着。駅付近の大きな運動公園の駐車場に車を停め、出発準備を終えて10時30分ごろ2つの班に分かれてスタートしました!
道中でパシャリ。三浦の海もキレイですね!
逗子をスタートし、横須賀・浦賀・三浦海岸を通過。そうこうしているうちに、あっという間にお昼ご飯の時間になりました!海沿いといえばやっぱり海鮮でしょ!ということで...
一枚目:焼き魚定食 二枚目:刺身定食 三枚目:みんなでパシャリ
政久・佐藤・光永・中村チームは三浦海岸沿いの漁火亭さんで定食を注文しました。ごはん1杯おかわり無料でお魚のボリュームも大満足なのに、千円ちょっとしかしませんでした!海が近いって最高ですね!
一枚目:海鮮丼 二枚目:森木から見たみんなの様子 三枚目:フライ定食
田中・大和田・松井・ドライバー森木チームは三崎漁港にある魚市場食堂にて海鮮丼と定食を注文しました!食堂の真下が魚市場になっていて、獲れたての新鮮な魚をいただくことの出来る食堂でした。三崎と言えば、やっぱりマグロですね!
政久・佐藤・光永・中村チームもここで合流し、一度みんなで作戦会議。この時点で時刻は15時近く。今日は車が一台帯同してくれているので、ここで車に乗っちゃって鎌倉に行くグループと、一周を終わらせて逗子へ戻るグループに分かれる...かと思われましたが、ここまで来たなら一周したい!との意見が多く、全員スタート地点の逗子まで漕ぐことに決めました。
おいしい海の幸を食べて体力が大幅に回復したので、「早く漕ぐ班」と「自分のペース班」に分かれて出発。車を運転してくれていた森木は三崎港から橋で繋がれている城ヶ島を観光してからみんなに追いつくことにしました。
三崎魚市場にて。「じゃあみんな、逗子で会いましょう!」
森木の城ヶ島ぶらり旅
三崎港から伸びる、長さ500mほどの城ヶ島大橋を渡ります。この日は海からの風が強く、自転車組はこの風の中橋を渡るのは厳しいと判断し城ヶ島には行きませんでした。
ベンチの下に座るでぶ猫、岩がちの海岸線、ウミウの銅像。ほのぼのしますね~。
城ヶ島でトップクラスに人気のある観光名所、「馬の背洞門」。大きな岩の中にぽっかり空いた穴が写真に映えると評判で、この日はウェディングフォトを撮影していました。時間と天気が合えば富士山もあの穴から見えるそうですよ。
ミウライチ完成まであと少し!
一方そのころ自転車組は、逗子を目指して快調に漕いている最中。海からの風が追い風になり、ちょっとしたアップダウンがあってもスピードを落とすことなく進むことが出来ました!政久・松井・大和田・中村・田中は早く漕ぐ班、佐藤と光永は自分のペース班に分かれました。
一枚目:長者ヶ崎の看板にて 二枚目:若干の夕日と海をバックに 三枚目:オロナミンが効く~!
ここまで来たら逗子まではあと10kmほど。少しずつ交通量と信号が増えてきたので、周囲に十分気を付けつつ進みます。そして17時ごろ、全員スタート地点に戻ってきました!
みんなお疲れ様!
飯行くぞ!!
さてこのあとどうしようかという話になり、鎌倉まで一駅だし行ってもいいけどお土産屋さん閉まっちゃうね...の雰囲気に。それ以上にみんなもう腹ペコだったので、このまま車で横須賀まで行って横須賀グルメを食べに行くことに決定!自転車の積み込みと着替えを済ませて出発します!
逗子から横須賀までは車で20分ほど。アメリカンな雰囲気漂う「どぶ板通り」で、本場アメリカのBIGサイズハンバーガーを楽しめるTSUNAMI BOXさんで夜ご飯を食べることにしました。
噂には聞いていたけど、デカい!!食べ応え120点のハンバーガーでした、ごちそうさまでした!
夜ご飯も終わり、後は帰るだけになりました。51期中村と50期光永は実家がこの周辺とのことで、本人の希望で実家に送りました。サポートカー要員で来てくれた森木は、「東京の実家に戻って荷物を全部車に乗せてつくばに帰りたい。帰りは遅くなるけど、自分が全部運転するから任せて欲しい」と漢気溢れるプランを提案。なら...ということで、森木の運転する車と政久の運転する車に分かれ、それぞれつくばを目指して出発しました。
複雑怪奇な首都高と格闘し常磐道に乗ること約2時間、政久車は24時・森木車は25時ごろつくばに到着しました。
まとめ
言い出しっぺの人間として、直前に言い出したにも関わらずこれだけの人が参加してくれてありがたい限りでした。つくばを飛び出して走り慣れていない土地で走行する経験こそ、合宿の醍醐味です。しかし、台風が来るのでは中止も仕方ありません。無理は禁物です。ただ、そこで簡単に諦めない姿勢も大事なのかなと思っています。
今回の突発ライドで、計画がつぶれたとしても自分たちの力で何か他の形で満足いく結果を残せる、ということが後輩に伝わっていれば嬉しいです。(車の手配やルート引きなど多くの部分で同期の手を借りました。49期ありがとう🙏)
三浦半島土地はアップダウンが少なく走りやすいように思える一方で、都市部に近いこともあり交通量が多く道幅も狭い点が要注意ポイントでした。この情報を事前に先輩から共有してもらえたので、みんなケガや事故なく安全に走り切れたと思っています。部活としてサイクリングをやることのメリットですね。
あとは、後輩(51期)の成長速度の速さに驚きました。三か月前筑波山に連れて行ったときはすごくキツそうに走っていた彼らも、今回三崎から逗子にかけて25~35km/hの速度を維持して飛ばした私にすんなりついてきていました。信号が多くアップダウンがあまりなかったからついていけたと言っていましたが、内心すごくびっくりしました。みんな頑張ったね!
今後計画する合宿が天候不良で中止にならないように祈りつつ、結びとしたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました!
2024年 9月
ツーリング班3年 政久陽紀
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