初めまして。49期ツーリング班、社会学類2年の政久陽紀です。 この度、8月24日~26日にかけて能登半島を一周する夏合宿を開催しましたので、その様子をブログにて報告したいと思います!
本記事では3日目の26日の様子を紹介していきます。0~1日目、2日目の様子も公開していますので、そちらもあわせてご覧ください!
それでは見ていきましょう!
【3日目】
8月26日(土) 輪島~金沢
朝食付きプランだったので、こんなに豪華な朝ごはんを食べることが出来ました!美味しかったです! しかし我々の身体は疲労の回復が追い付いていない状況にあり、二人とも朝からだいぶ疲労困憊ぎみでした...
そんなことを言ってても仕方ありません!19時すぎの新幹線に乗って、今日我々は帰らなければなりません!!バキバキの身体に鞭を打って、8時半ごろにチェックアウトを終えて宿を出発しました。
改めて「民宿 わじま」さん、お世話になりました!!
宿を出てすぐ、険しい登りに差し掛かりました。輪島から南西方向に進んで海に出るには、山を越えなければなりませんでした...
ここまで2日間分の疲労が貯まった私たちの身体にはわずかな力しか残っていませんでしたが、なんとかペダルを踏み続けて山を登りきり、海まで一直線に下りを駆け抜けました。
そしてその先には、こんな景色が待っていました...
3日目も最高の天気!!澄んだ空と青い海!!大優勝ですね~~
そこからはひたすら漕ぎ続け、輪島から65km進んだ志賀(しか)町というところにある「道の駅 ころ柿の里・しか」でお昼ご飯を食べました。
政久は醤油ラーメンを食べ(写真なし)、森木は冷やしラーメンと餃子を食べました。
...はい。あまりに疲れすぎて、3日目は全然写真撮れてないです。
それと、ここにくる直前に森木の後輪がパンクしてしまいました。道の駅に着いてパンク修理をしていると、店員さんが「これ使いますか?今まで誰も使ってなかったんですけど...」とサーファスの立派なフロアポンプを貸して下さりました!!
これには二人ともとても驚きました!!
1日目からほとんどサイクリングロードを通っていたとはいえ、こんな田舎の道の駅にこんな立派な用意がされているとは思っていませんでした。
「いしかわ里山里海サイクリングルート」、めっちゃいい道ですよ!!みなさんも能登でサイクリングしてみませんか??
道の駅を出発してすぐ、我々は海沿いの「羽咋健民自転車道」に入りました。
この道も、いい意味で二人の期待を裏切ってくれました!
3日間のうち、海沿いの舗装路の中でもトップクラスに景色を楽しめる道でした!
この道をひたすら進んで南下していくと、次もまた面白い道に出ました。
「千里浜なぎさドライブウェイ」です!
この道は日本で唯一、一般の自動車が海岸線を走ることが出来る道なのですが、おそるおそる自転車で走ってみた結果、全然走れました!!
自動車よりタイヤが細いので砂浜との相性は悪いだろうと思っていたのですが、全体的に相当固くなっていたので普通の舗装路と同じような感覚で砂浜を駆け抜けることが出来ました✨
世界一逆光ですね。笑
前者が森木で、後者が政久です。海、サイコーー!!!
千里浜での爆走を楽しんだ後もひたすら自転車道を南に進み、ついに3日目の目的地でありこの合宿の最終到達目標に到着しました...
金沢駅、到着!!!
いやー、長かったです。トレードマークであるこの門を見たらかなり達成感と喜びが湧いてくるのかなと思っていたのですが、あまりの疲労で(や、やっと着いた...はぁ...)としか思えなかったのが悔しいです。写真の笑顔もどこか引きつっているような感じがしますね...笑 新幹線の時間まで3時間ほど余裕があったので、駅の駐輪場に自転車を置いてから駅前のアパスパでお風呂に入りました。当然のように気持ちよかったです✨
その後、駅前の居酒屋で合宿最後の食事を楽しみました。
ノンアルカクテルで乾杯し、お刺身・だし茶漬け・アサリバター煮など各種海鮮をこれでもかといただきました。全部美味しかったです!!
その後19時21分発のかがやきに乗って東京へ向かい、電車を乗り継いで23時半ごろにつくばへ戻りました。
これにて3日目は終了、合宿も終わりを迎えました!!
この日の走行距離は124km・獲得標高は734mで、この合宿の総走行距離は365km・総獲得標高は2365mでした。
~総括~
3泊4日で能登半島を一周する合宿を無事に終えることができ、本当にほっとしています。事故もケガもなく、事件に巻き込まれることもありませんでした。
この合宿を通して分かったことの中で一番大きいのは、「能登半島は意外と自転車フレンドリーな土地だった」ということです。我々の通った道の8割はサイクリングロードに指定されていて、道の端には自転車向けの青矢印が丁寧に書かれていました。
また、全体を通して本当に信号が全然ありませんでした。細い道を通ったわけでは全くなく、ある程度道幅のある道路ばかりを通っていましたが本当に信号が少なくて、とても快適に走ることができました。
景色も良かったしご飯も美味しかったし、本当に何一つ文句はありません。また、一周する向きを左回りにしたのもなかなか正解だったと思っています。旅の最終日になぎさドライブウェイを走る、というシチュエーションだけでもとても胸アツでした。あの砂浜が初日に来ていたら、正直あとの二日間は割とつまらないなぁという感じになっていた気がします。
このブログを読んでくれた方にも、是非同じルートでの能登半島一周をオススメしたいです。
大学生のうちに何かひとつ大きなことを成し遂げたいと考えていたので、「自転車で能登半島を一周する」という経験ができたことにとても喜ばしく思っています。一緒に走ってくれた森木に対しても、最大限の感謝をしています。ありがとう。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!これにて合宿の報告を終わりたいと思います!
これからも筑波大学体育会サイクリング部をよろしくお願いします!!
2023年8月 49期 政久陽紀
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