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サイクルブログ#20『主将振り返り』

  • blogutcc
  • 2025年12月31日
  • 読了時間: 6分

更新日:1月1日

こんにちは!

50期主将の竹田空凛(たけだくうりん)です。


一年間という、長いようでいて、ペダルを回していればあっという間に過ぎ去ってしまったような任期を終えようとしています。先日引継ぎと納会を終え、ようやく肩の荷が下りたような、それでいて少し寂しいような、そんな不思議な心地でこのブログを書いています。


私たちの活動を支えてくださった地域の皆様、OB・OGの皆様、そして「サイクリング」というキーワードでこのブログに辿り着いてくださった方々に向けて、私たちがどのような想いでこの一年を駆け抜けてきたのかを綴りたいと思います。長くなりますが最後まで読んでいただけると嬉しいです。なんとも硬い文章になってしまったので、一年間の思い出の写真をぺたぺた貼り付けました。

納会でしっかり胴上げしてもらえました
納会でしっかり胴上げしてもらえました

目次      


自己紹介

【出身】

東京都葛飾区

【所属】

理工学群工学システム学類3年

【スポーツ経験】

中学:バスケ部→高校:帰宅部(バスケ部を半年で退部)

【趣味】

筋トレ、ランニング、映画鑑賞

【好きな峠】

大弛峠、ふじあざみライン



はじめに

自転車は、本質的に自由な乗り物です。サドルに跨れば、どこへ行くのも自由で、誰にも邪魔されない自分だけの時間を楽しめます。私自身、「自転車、そして運動そのものが楽しい」という純粋な思いが活動の原動力でした。


そんな私が主将を引き受けたのは、その楽しさを一人でも多くの仲間に知ってほしかったからです。しかし、70名を超える大所帯のリーダーになるということは、単に自分が楽しむだけでは済まされない責任があります。


主将は部の責任者であり、仕事量も多く、ときには孤独を感じる役職です。それでも私が「部」という形にこだわったのは、一人で走る楽しさを超えた価値が、このサイクリング部にはあると確信していたからです。



ヴィジョン:部員全員がインストラクターになる

今年、私が裏テーマとして掲げていたのが、「部員全員がインストラクターになる」というヴィジョンです。


サイクリング部は大所帯になり、活動内容もツーリング班、競技班、グラベル・キャンプ班と多岐にわたります。これほど多様なメンバーがいる中で、一部の「詳しい人」だけが知識をもち、教える側に回る構造では、組織としての成長に限界があると感じていました。


私が理想としたのは、新入生も、ゆるぽた勢も、ガチ勢も、全員が「自分の得意なこと」を誰かに教えられる環境です。

  • 「パンク修理なら任せて」

  • 「美味しいパン屋のあるルートを知っている」

  • 「キャンプのパッキングのコツを教えられる」

どんなに小さなことでもいい。全員が「教える側」の意識を持つことで、部員一人ひとりが主役になり、活動に主体性が生まれます。知識は教えることで自分のものになり、教えられることで仲間の世界が広がる。この循環こそが、部として活動する最大のメリットだと考えました。


このヴィジョンを実現するためには、揺るぎない「安全」の土台が必要でした。私たちの先代である49期の先輩方は、部内で起きた重大な事故という困難に向き合い、マニュアル整備や救急講習の義務化といった安全の土台を築いてくれました。


私たち50期は、その安全意識を継承した上で、活動をより活発にすることを選びました。朝練週間やキャンプ、複数の春夏合宿を同時並行で実施するなど、多種多様なライドが企画される雰囲気を作ってきました。


全員がインストラクターであれば、安全知識も一部の幹部だけのものではなく、部員全員の共通言語になります。「なぜこのルールがあるのか」を全員が説明できるようになること。それが、私が目指した「安全と活発さの両立」の形でした。



地域、そして業界を盛り上げる:「ツール・ド・茨城」

この「全員がインストラクター」という意識は、部外の活動でも大きな力となりました。 今年、私たちは茨城県の各市役所が合同で開催した「ツール・ド・茨城」にサポートライダーとして参加しました。


現役大学生が、地域のイベントで一般の参加者の方々をサポートする。これはまさに、私たちが培ってきた「教える」「支える」というスキルの実践の場でした。参加者の方々に安全な走り方を伝え、一緒に茨城の道を駆け抜ける中で、私たちは「自転車業界を盛り上げる一助」になれるという確信を得ました。


自分たちが楽しむだけでなく、その楽しさを外部の人にも知ってもらう。これこそが、体育会としてのサイクリング部が果たすべき社会的役割だと考えています。来年以降も、こうした地域イベントへの参加を通じて、自転車の魅力を社会に広めていってほしいと願っています。


OB・OGの皆様との「縦の繋がり」

今年、運営面での大きな挑戦だったのが「OB支援金制度」の改革です。コロナ禍で希薄になっていた先輩方との繋がりを再構築するため、Amazonほしいものリストを活用した物品支援や、透明性の高い支援金制度を立ち上げました。


結果として、20万円を超える多大なるご支援をいただくことができました。この場をお借りして、改めて深く御礼申し上げます。皆様からの支援は、単なる資金援助以上の意味を持っています。それは「今の現役は、支援するに値する活動ができているか」という問いに対する、先輩方からの温かい「YES」の返答だと受け止めています。


部員たちが新しい工具で自転車を整備し、支援金で充実した合宿を行う。その姿をSNS等で発信し、OBの皆様に活動の様子を届ける。この「縦の繋がり」もまた、全員が部の魅力を伝えるインストラクターであるという意識から生まれた成果だと思っています。


さいごに:自転車は、みんなで走るともっと楽しい

自転車は一人でも楽しい。でも、みんなで走ると、もっと楽しい。 サイクリング部は、その楽しさを発見し、思い出させてくれる場所です。


私が掲げた「部員全員がインストラクターになる」という理想は、まだまだ道半ばかもしれません。しかし、今年一年間で部内に生まれた「教え合い、刺激し合う空気」は、必ず次代の51期へと引き継がれるはずです。


51期の新体制が、49期の築いた「安全」と50期が育てた「活発さ」を両輪にして、さらに遠くへと走り出していくことを心から応援しています。


次期主将は中村です。泣き虫な彼女ですが、しっかり周りを頼ってどんなことも乗り越えてくれるはずです。納会のスピーチを聞いて、すでに来年のサイクリング部が楽しみです!




筑波大学体育会サイクリング部に、幸あれ!


2025年12月31日

50期主将 竹田空凛


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