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【五日目・まとめ】四国合宿報告

  • 執筆者の写真: サイクリング部 筑波大学
    サイクリング部 筑波大学
  • 9月24日
  • 読了時間: 5分

 こんにちは!49期ツーリング班、社会学類4年の政久です!今回、9月6日~10日にかけて総勢12名が参加する四国合宿に行ってきました!その様子を報告します!

<参加者>

49期...政久、田中

50期...内田、野澤(三日目に離脱済)

51期...大和田、橋田(途中離脱)

52期...岡田、木谷、黒川、冨永、河本、和田


 いよいよ合宿も最終日を迎えました。残る行程は「フェリーに乗って東京へ帰る」のみ。短い記事にはなりますが、企画者の政久が思う合宿のまとめと感想を最後に綴ります✍


〇フェリーに乗って東京へ

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 朝食をいただき、支度を済ませて宿を出発!「ビジネス旅館 喜楽」さん、お世話になりました!優しくて明るいご夫婦が営まれている素敵な宿でした✨

 サイクリストの受入れ経験も豊富で、自転車を保管する部屋まで用意してくださいました。本当にありがとうございました🙏


 10時ごろ、我々が乗るオーシャン東九フェリー・徳島港乗り場に到着。大きな船を見るとテンション上がりますね!今からこれに乗って帰るのか...😿

デカい!!
デカい!!

 我々は皆、金欠大学生。追加料金なしで乗船するため、自転車を輪行袋に入れます。

 と、ここで山岳班のメンバーだった51期橋田が予定通り離脱宣言。彼は別のフェリーで和歌山へと旅立っていきました。

11人で撮る最後の写真。橋田(右から三人目)、気を付けてね!
11人で撮る最後の写真。橋田(右から三人目)、気を付けてね!

 11時、いざ乗船。自転車置き場に各自の自転車を預け、ベッドの位置を確認したあとは皆で船内を探検します。

デッキは風が強いけど最高の眺め!
デッキは風が強いけど最高の眺め!

 出航後は各々自由に過ごしました。引率で疲れた上級生はひたすら寝たり、オーシャンビューの風呂で疲れを癒したり。元気いっぱいの一年生たちは、机と椅子のあるロビーでボードゲームに興じていました。

フェリー最高だったね😊
フェリー最高だったね😊

 ネットのつながらない海上で過ごすこと17時間。ついに東京港に入港、我々の合宿も終わりを迎えました。

朝から元気な一年生、東京湾の朝焼け、東京ゲートブリッジ。
朝から元気な一年生、東京湾の朝焼け、東京ゲートブリッジ。

 フェリーから下船し、輪行解除。現地解散とし、各自つくばや実家・親戚の家などを目指して散り散りになりました。全員昼頃には無事に到着し、これにて合宿は終了。

 ついに最後まで一人もけが人や体調不良者を出すことなく、四泊五日+フェリーの長期合宿を終えることが出来ました


〇合宿のまとめfrom企画者(49期政久)

 ひとまず、無事に終わることができてホッとしています。しかし、ここまでの道のりは決して楽なものではありませんでした。


 参加者12名のうち6名が1年生、入部ホヤホヤで右も左も分からない子たちばかりでした。合宿前の8月には合宿対策の練習会を合計6回主催し、基本的な走行スキル・輪行の仕方などを徹底的に教え込むところからスタート。人によっては、合宿費用を準備するためにたくさんバイトを頑張った子もいました。

 そんな苦労がありつつ、いよいよ合宿本番。練習の成果が発揮され、スケジュール通りに進むことが出来ました。「練習がなかったらダメだったと思います」というセリフを1年生の口から聞けたときは、素直に嬉しかったです。


 東京港で解散する際、このあとどうするのかと尋ねると「自走でつくばまで帰ります」と1年生たち。8月の僕なら引き止めたと思いますが、彼らの成長を信じてGOサインを出しました。結果、昼には全員が帰宅。1年生は、間違いなくこの合宿で成長しました

尾道の町並み
尾道の町並み

 「9月6日12時に広島の尾道で現地集合」という、なかなか攻めたスケジュール設定。僕が経験してきた合宿のなかで二番目につくばから遠い集合地点でしたが、一人も遅れずやってきました。また、途中で離脱するメンバーもいました。彼らに関しては両方とも2年生以上だったので離脱の詳細に関しては丸投げしていましたが、自分たちで離脱手段を調べ、ギリギリまで合宿に参加してくれました。おかげでたくさんの思い出を作れました、ありがとう。


 また、6名の1年生は全員平坦班に固まっていましたが、50期内田・野澤、49期田中の3人が彼らの面倒を見てくれました。企画者の政久は2年生2人と山で暴れていただけなので、合宿を無事に終えることが出来たのは1年生の面倒を見てくれた彼ら3人のおかげです。ありがとう。

仲間とともに
仲間とともに

 毎日100km近い距離を漕いで4-5日間も移動し続ける、それが合宿の楽しさでもあり、下級生にとっては大きなハードルにもなります。けれど、きちんと対策して臨めばどうにかなるし、努力の末に合宿をやりきった経験は何物にも代えがたい財産になります。


 自転車は、決して魔法の乗り物ではありません。長い距離を移動するには体力が必要になるし、電車を使おうとすれば大きな荷物にさえなります。パンク一つで走れなくもなります。しかし、仲間の存在は魔法のようなものです。みんなで頑張れば、どこまでも行けます。後輩たちがそのことを少しでも感じてくれたらいいな、と心から願っています。

 そして、彼らが今後先輩の立場になったときに、同じような経験をまた次の後輩にもさせてあげて欲しいと思っています。部活で自転車をやる意味は、ここにあります


 長くなってしまいましたが、ここまで読んでくれた方々、ありがとうございました。僕にとってはこれが学生最後の夏となるわけですが、これ以上ない経験をさせてもらいました。参加してくれた部員には感謝しかありません。

 これからも筑波大学体育会サイクリング部をよろしくお願いします。


2025年9月 49期ツーリング班 政久陽紀

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